児童手当、なぜ「長期でNISA運用」だと有利になりやすいと言われるのか調べてみた

先日、まとめ買いも弁当も頑張るのに、児童手当だけは絶対に取り崩さない理由を書いたところ、家計管理に詳しいこももさんから「うちも児童手当をどうするか迷ってる。なんで『長期』だと有利になりやすいって言われるの?」と聞かれました。うちも感覚だけで決めていた部分があったので、この機会にあらためて調べたことをまとめてみます。

そもそも、なぜ「長期投資」は有利になりやすいと言われるの?

こももさん

児童手当、私はまだ生活費に混ぜちゃってるんだけど、そちらはNISA口座に入れて、中学卒業まで手をつけないルールにしてるんだよね。なんで「長期」だとそんなに良いって言われてるの?

うちも投資の専門家というわけではないので、あくまで調べた範囲での理解なんですが、金融庁がNISA制度について出している資料の中に、こんな趣旨の記述があります。

リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である

※出典:金融庁「長期・積立・分散投資とNISA制度」(参照日:2026年8月29日)

こももさん

「長期」だけじゃなくて、「分散」とセットなんだね。

はい、そこは自分も調べていて誤解しないようにしたいと思った部分です。「長期に置いておけば安心」というより、「分散」も含めた組み合わせで、リターンが安定しやすくなる、という考え方のようです。

「長期だと本当に安定するの?」というデータもあるらしい

こももさん

具体的に、短期と長期でどれくらい違うものなの?

具体的な利回りの数字までは自分もお伝えできる立場にないんですが、年金積立金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が公表しているデータの中に、参考になる考え方が示されています。GPIFによると、保有期間が短いとマイナスになってしまう年もある一方で、保有期間を長く取るほど、結果のばらつきが小さくなる傾向がある、というデータが紹介されています。

※出典:GPIF「長期分散投資の効果」(参照日:2026年8月29日)

こももさん

じゃあ、長く置いておけば置いておくほど安心ってこと?

そう言い切れないところが難しいところで、GPIFの資料にも「過去のパフォーマンスは将来のリターンを保証するものではない」とはっきり注記されています。あくまで過去のデータを見るとそういう傾向が見られた、というだけで、これから先も同じようになると決まっているわけではない、という前提は自分も忘れないようにしています。

じゃあ、なんで「中学卒業まで」に決めたの?

こももさん

その考え方をふまえて、なんで「中学卒業まで」にしたの?

いくつか理由があるんですが、ひとつは、児童手当だけが原資なので、そもそも金額がそこまで大きくないということです。ある程度まとまった意味を持たせるには、それなりの時間をかける必要があるだろうと考えました。

もうひとつは、教育費の負担が本格的に重くなるのは、中学より高校以降だと感じていることです。だったら、もう少し先まで育ててから使う方が、うちの場合は理にかなっているんじゃないかと考えました。

こももさん

全部教育費用にまわしちゃう、っていう考え方もあると思うんだけど、そこはどうなの?

そこも悩んだところです。ただ、全部を「将来の教育費のため」と決めつけて手をつけずにいると、今この瞬間に子供とできる経験にお金を回す余裕がなくなってしまう気がしていて。生活費は切り詰めつつ、児童手当という枠だけは長い目で育てておく、というバランスを取っているつもりです。

前提として、NISAは元本保証ではありません

こももさん

ちなみに、NISAって絶対に増えるものなの?

いえ、そこは誤解しないようにしたいところです。NISAはあくまで税制優遇の制度であって、預金のように元本が保証されているわけではありません。運用の状況によっては、入れた金額を下回る可能性ももちろんあります。うちも「絶対増える」という前提ではなく、「長期・分散だとリターンが安定しやすいと言われている」という考え方を参考にしつつ、増えるかどうかは分からないものとして向き合っている、というのが正直なところです。

まとめ

こももさん

なるほど、「長期だから安心」って単純な話じゃなくて、分散とセットの考え方なんだね。それに、絶対増えるわけでもないっていう前提も、ちゃんと持っておかないとだね。

そうですね。うちも、児童手当という金額の小さい原資だからこそ長い時間をかけたい、という自分たちなりの事情から中学卒業までというルールにしていますが、これが正解かどうかはまだ分かりません。まずは金融庁やGPIFのような公的な情報を見ながら、うちに合ったやり方を続けていこうと思っています。

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